- 全長 : 未発表
- 全幅 : 未発表
- 全高 : 未発表
- ホイールベース : 3,105mm
- エンジン : メルセデス FO110P
- 形式 : V型10気筒
- 排気量 : 未発表
- 燃料・潤滑油 : モービル
- タイヤ : ミシュラン
MP4-17Dはその名の通り前年MP4-17のアップグレード仕様であり、本来導入されるはずのMP4-18は欠陥マシンとしてお蔵入りとなった。
限りなく“新車”に等しいこのマシンは前年を上回るパフォーマンスを発揮して開発失敗の影響を感じさせることなくシーズンを戦い抜く。 特に信頼性の面では大きな進歩を果たしており、地味ながらもMP4-18のパーツも活かされていた。 ただ決定的な速さを発揮するに至らなかったのも事実で、フェラーリ&ブリヂストンの苦戦と、この年から導入された新ポイント制度の恩恵を受けた感もある。
ちなみにMP4-17Dの 『D』 はデベロップメント (開発) という意味で、『B』 や 『C』 といったものは存在しない。