- 全長 : 未発表
- 全幅 : 未発表
- 全高 : 未発表
- ホイールベース : 3,140mm
- エンジン : メルセデス FO110M
- 形式 : V型10気筒
- 排気量 : 未発表
- 燃料・潤滑油 : モービル
- タイヤ : ミシュラン
マクラーレンMP4-17はそれまでのコンセプトを継承しているようにみえるが、実際は大きな変更がなされていた。 ミシュランタイヤ、ツインキールの採用、ロワアームの短縮化など革新的要素が取り入れられ、フェラーリやウィリアムズへの追撃体制を整えていたのだ。
しかしながら、前年のエイドリアン・ニューウェイ移籍騒動(ジャガーと契約寸前だったがロン・デニスの説得により翻意)の余波を受けた開発陣は足並みが揃わず、結果として「詰めの甘い」マシンとなってしまう。
「信頼性の欠如」という一言が相応しいマシンだったが、6回のブローを演じたメルセデスエンジンは特にお粗末なものであった。